おいしい野菜を求め苦しむ肉じゃが大好き男。この作品は、なぜ首都ではおいしい野菜が買えない?を追及したマーケティングSF小説(短編)。農業を応援しています。ですから小説の解説篇として「農業発展の発想法」を後ろに付けました。「知らない」「代替」「流通は?」「ピンキリ」「農業目線で都会を」の5発想が、これからの日本の農業、とくに農業発展のマーケティングには必要と説いています。作品と合わせてどうぞ。オープニング(SF短編の冒頭)男は、肉じゃがが好きだった。肉じゃががあればご機嫌だった。ただ、たくさん食べたかった。夕食時、「もう無理」と言を漏らすまで食べたかった。(この後ストーリーは 妄想、秘密、計算、…を経て結末へ向かっていきます)農業発展の発想法って?(どんな解説)農業をマーケティングする(:お客様と働く人の幸せを目指す)ときに考えなければいけない最重要課題。それは…「おいしい野菜に出会えない」という悲劇。なぜこんなことに…。危機に気づき、再成長するために必要な認識とは何か。そのアウトラインを「農業発展の発想法」と題して解説しています。「知らない」「代替」「流通は?」「ピンキリ」「農業目線で都会を」の5発想を紹介しています。シリーズ第5弾「心地よく学んでください」「学ぶ機会のバリアフリー」を目指す、新感覚のマーケティング電子書籍シリーズ marketing 1coin series の5作目です。今回は野菜と農業を取り上げました。マーケティング学習のポイント・虫の目じゃなく鳥の目で・本人も気づいていないニーズ・習慣を疑え・伝え方で世の中は変わるこんな方に、とくにおすすめ野菜が大好きな方、ベジタリアンさん、ビーガンさん、食いしん坊なみなさん、農家の方、農協の方、青果卸売業のみなさん、スーパーにお勤めの方、青果店のみなさん、農業をマーケティングしたい方。著者はどんな人?矢嶋 剛 Yajima,Takeshi1965年生まれ。慶応義塾大学文学部・社会学研究科卒(修士)。青山学院大学経営学研究科卒(後期博士課程満期退学)。日経産業消費研究所で消費者行動、流通問題研究協会で流通システムを研究。2003年にブリッジQを起業。マーケティング・ベースに戦略共有のコンサルティング。2016年、マーケティング・ストーリーの執筆へ(矢嶋ストーリー、スタート!)。著書『マーケティングは正直バナナ』(矢嶋ストーリー)、『医薬品流通論』(東京大学出版会、共著)、論文『企業と消費者による文脈共有過程と需要創造』ほか。國學院大學・経済学部講師。この他に、作品ページ「矢嶋ストーリー おいしい野菜を食べたくて」で検索ください。